ある高級ブランド店の店長をしていたときのことです。日ごろからスタッフともども商品管理には細心の注意を払い、防犯コードや防犯タグを使用して店舗運営をしておりました。しかし、クリスマス前のある日曜日のことでした。店が非常に混みあい、スタッフ総出で接客にあたりましたが、お客様をさばききれず、といった状況のときでした。ある女性のお客様を承ってお買上の手続きをし、お見送りをしてから商品のあるカウンターに戻ったら、4色あったはずの革財布の1色が、ない! スタッフ全員に「あれ売れた?」と聞いても皆、売っていないと言います。忙しいのでその場は目の前の仕事をし、閉店後に確認するとやはり、ないのです。盗難です。すぐに本部に連絡をすると、警察署に届けなさいという指示でした。
翌朝、最寄の警察署に万引の届出に行くと、警察官は「本当に取られたの?何か証拠でもあるの?犯人を見たの?」などとはぐらかし、なかなか受け付けようとしません。会社に戻って事情を話すと、万引程度の被害届は、検挙率を下げるので警察も受けたがらないそうなんです。そこで、証拠と言われたなら、ということで、防犯カメラの映像を再生して検証しました。すると、他のお客さんの影から商品を盗って大袋に入れ、立ち去る男の映像が確認できました。そこでその犯人の顔や犯行現場が映っている部分をプリントアウトし、警察署に再度訪れました。今度は確かな証拠写真があるということで、盗難届けは受理されました。受理ナンバーがないと盗難保険が下りないので、私も本部の人間も胸をなでおろしました。防犯カメラ 店舗にはなくてはならない設備だと思い知った一件でした。
防犯カメラ 設置もいいですよ。